「引いてダメなら押してみろ!?」 -ブリッジピンの上手な取扱方法-
アコースティックギターの弦は、まずブリッジにあるブリッジピンで固定し、 逆側のペグに巻きつけて張ってゆきます。 弦交換を行う際は、ブリッジピンを抜いて古い弦を取り除くところから始まるのですが、 このブリッジピンの抜差しがなかなかの曲者!サイズにゆとりがあれば問題ないのですが、 たまにかなりしっかりとピンが入り込んでしまっている事があります。 そんな時は写真の様な小さなピン抜きを使用するのですが、...
View Article覚えておきたい2種類の凹みかた ~カッタウェイの種類について~
写真のような1弦側のボディがこのようにグイっとボディ側に入り込んでいる形状のアコースティックギターをご覧になられた事はありますか?これは「カッタウェイ」と言って、ハイポジションの演奏上の向上を主な目的として施されています。 実はこのカッタウェイにも種類があります!今日はその2種類を見てゆきましょう! ○ベネチアン・カッタウェイ(ラウンデッドカッタウェイ)○...
View Articleアコギの音質。見落としがちな重要ポイント!
アコースティックギターのサウンドの違い。購入前にはかなり悩みますよね。ボディ材やナット、サドルの材質、ペグの種類などでもかなり違いが出ます。そんな様々な要素が関係するアコギのサウンドですが、内部ブレーシングの形状や太さによるサウンドの違いを気にしたことはありますか?実はここもサウンドに大きな変化を与えます。 【肉厚なブレーシング】...
View Article「楽器を弾く = 音を扱うということ」だから~自宅で出来る“防音”を考える~
「頻繁にスタジオに入るお金も無いし自宅でしっかり練習するか!」 私もよくやる手段です(笑) そんな時に気をつけたいのが「音量問題」。 楽器を弾いている分には気付きにくいのですが、音って周りの方は本当に気になるんですよね。 日本の都心の住宅事情は、マンションやアパート一戸建てでもお隣さんが近くにいらっしゃることが殆どです。...
View Article飾り?補強?Martin「ボリュート」の謎に迫る!
D-28やMartinのギターをひっくり返してみると、ネック裏付け根あたりに写真の様な三角形の膨らみがあります。試奏の際にそっとこの箇所に触れられる方が多いのですが、なんとなく触りたくなる形をしていますね(笑) この箇所を「ボリュート」と呼び、...
View Articleクラシック弦の素材って?
クラシックギターのサウンドの要「弦」の素材について注目したことはありますか?かつてはガットギターと呼ばれ、羊腸(ガット)が弦として使われるのが普通でしたが、今では加工技術の進化などで様々な素材の弦が定番化しています。今回はそんな中から数種類ご紹介させて頂きます^^ 【ナイロン】...
View Articleこれで網羅!代表的な「バインディング」の種類と特徴
多くのアコースティックギターには「バインディング」という装飾が施されています。 もちろん見た目を豪華にする装飾的な意味合いが強いものですが、ギターの角を衝撃から守る役割もあります。車で言うとバンパーの様な位置づけでしょうか(バインディングには衝撃を吸収したりという効果はあまり期待できませんが…^^;笑)...
View Article暑い季節を乗り越える!夏場のギター管理で注意したい3つの事
高温・多湿を嫌うギターにとっては厳しい季節である「夏」まっただ中!知っておくとギターへのダメージを少しでも軽減できる管理方法をご紹介いたします!正しい知識であなたの愛機を守りましょう!^^ ①「高音・多湿に注意」 この季節に日中部屋を空けていて帰ってみると、部屋の中がモワッと暑い事がありますね。...
View Article目指せピック中級者!オニギリ派?なみだ派?
ギターを最近始められた皆様は楽器店のピックコーナーへ行って驚かれた事があるのではないでしょうか? ピックはとにかく、 「 種 類 が 多 い 」 んですよね…orz 楽器店のピックコーナーへいくと「駄菓子屋か!」と突っ込みたくなるくらい、キャンディーのように色・形状よりどりみどりのピックが並んでいますよね。...
View Article国産フォークギター第1号!
「アコギっていつからあるんだろう?」 仕事中にギターに触れていると、そんなことをふと思う事があります 仕事に集中しろ!という感じですけどね(笑) 本日は「国内で最初に発売されたフォークギター」についてお話いたします。 1966年10月。国産フォークギター第1号としてYAMAHAからFG-150とFG-180が発売されました。...
View Article意外と大切なネックジョイント数の話 ~アコギ編~
アコースティックギターのネックとボディのジョイント方法に、 「12フレットジョイント」と「14フレットジョイント」というものがあります。 見た目はもちろんの事、音色や演奏性も異なってきます。 今回はそれぞれの個性について詳しくみてゆきましょう! 【12フレットジョイント】 12フレットジョイントは「ボディとネックが12フレット位置でジョイントされている」ギターの事を指します。...
View Articleどちら派?代表的なアコギストラップ装着方法
ギターを立って演奏するにはストラップが必要です。 ストラップをアコギにセットするには二通りの方法がありますが、 紐を使用したトラディショナルな①、ストラップピンを用いた②、さて、あなたはどちら派ですか? ①【紐を使って装着するスタイル】 ヘッドに紐をくくりつけてストラップを固定する伝統的なスタイルです。...
View Article世界170ヶ国以上の約束。ワシントン条約ってご存知ですか?
ギターについて調べていると何気に良く聞く、「ワシントン条約」。これって何のことかご存知ですか? ワシントン条約は正確には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」という名の条約です。 英語では「Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora」...
View Article「満足できるのはGibsonだけ」~魅惑のバナーロゴ~
ギターを見かけるとついついヘッドのロゴに目が行ってしまうという事はありませんか? 各社のブランドロゴや、美しいインレイ、杢目など注目すべきポイントは多々ありますが、本日はそんなロゴの中でも一際目を惹く「Gibson バナーロゴ 」についてお話いたします。 世界的定番機であるGibson J-45。 当時の販売価格が45ドルであったことからその名が付けられ、...
View Articleストラップピンがグラグラする…そんな時の”応急処置”教えます!
立って演奏しているとギターがグラグラ…よく見るとストラップピンが今にも外れそうな状態に。 そういった経験はありませんでしょうか? 今回はそんな時に使える“応急処置の方法”をご紹介します。 まず、ストラップピンがグラグラするという事は、「ネジよりもネジ穴が大きくなってしまっている状態」という事。これでは、いくら回しても締まる事はありませんよね。 そこで今回ご紹介するのは、“つまようじ”。...
View Articleたったドライバー1本でアコギの音を変える方法
アコースティックギターのサウンドホール取り付け型のマグネティックPUは、そのホールの取り付け位置で音色に変化を持たせる事が可能です。 位置とサウンドのイメージとしては、エレキギターのフロントPU・リアPUの変化をイメージしていただくとわかりやすいと思います。 詳しく見てゆきましょう! ①ネック寄りに取り付けた場合 ネック側の弦の音を拾うので、丸みのある柔らかな音を出力します。...
View Article多種多様!ウクレレの色んな顔をご紹介!
小さなボディに軽やかなサウンドで人気の“ウクレレ”!! ウクレレにもギターやベースと同様、いろんな種類や形状があるのをご存知ですか?今回はギタリストやベーシストも注目のウクレレを織り交ぜながらいくつかご紹介します! スタンダード型...
View Article自宅でも快適に楽器管理!!
今年は暖冬と言いましょうか、暖かくなったり寒くなったりを繰り返す異常気象ではありますが冬は乾燥の季節でございます。 もう語り尽くされた内容だと思っていたのですが、先日お客様よりお問い合わせを頂き「一般の方と楽器店で働いている人間には少しズレがあるのだな」と感じた事がございました。 それは何かと申しますと・・・...
View Articleクラシックギターのはなし 第一回 弦について
皆様はじめまして、澁谷と申します。 今回からこのコーナーに参加させていただきます。 店頭では機材関連を担当しております。 よろしくお願いします! さて、いきなり本題です。 ぼくはナイロン弦が大好きなんですが、 お店で働いていて感じるのがクラシックギター人口の少なさ。 クラシックと名は付くものの、もちろんソロギターだって、 歌モノのバッキングだってイケちゃいます。...
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